1歳は、「パパ」や「ママ」なんて、かわいく呼んでくれるようになる時期ですね。 英語圏の赤ちゃんは「ダダ」や「ママ」からスタートし、 その後、「ダダ」は「ダディー」に、「ママ」は「マミー」に変化するパターンが多いようです。 英語がさりげなく身近にある環境を目指して、 ダディー・マミーの呼び方を取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
そして、お勧めしたいのがCDのかけ流しです。CDのかけ流しは、そんなに手間がかからないのに効果は絶大ですので、
毎日、どんなものでもいいので、日常英会話のCDを必ず1枚(1〜2時間程度)かけ流しましょう。「かけ流し」というくらいなので、親も赤ちゃんも真剣に聴く必要はありません。
小さい音でお部屋に流れているだけで大丈夫です。
アプリで聞くのもいいのですが、追跡調査ではアプリよりもCDプレーヤーを使っていた人のほうが長期継続に成功していますので、
本格的にスタートしたい人は
CDプレーヤー
が便利です。
声優さんはNHKリトルチャロでおなじみのキャロリン・ミラーさんです。 1分間のサンプルが流れます。
次に、愛情あふれる英語での語りかけを始めましょう。
初めて語りかけにチャレンジするという方でしたら、
「カムトゥー マミー」Come to Mommy. や「カムトゥー ダディー」Come to Daddy. などの短くて言いやすいフレーズがおすすめです。
意味は、「ママ(またはパパ)のところにおいで〜」です。こう言いながら手を広げてあげたら赤ちゃんもすぐに意味を理解しますね。
毎日必ず1回か2回はこのフレーズを使います。 すると、1〜2か月経つころには、ジェスチャーが全くなくてもこのフレーズの音だけで お子さんは意味を理解し、こちらに近寄って来てくれるようになります。(^-^) かわいくて、むぎゅっとしていまいますよね!
少しずつ日本語が出始める時期ですね。英語を志しているからといって、日本語を控えめにする必要はまったくありません。 英語を志す分、逆に日本語にもしっかり取り組むぞという気持ちでがんばりましょう。 何も考えずに子育てしていた場合より、もっと正しい日本語や美しい日本語にも意識を向けながら子育てできたら素敵です。
そして、ふだんの生活を思い出してみてください。 毎日いろいろなことをお子さんに言いますよね。 そのうち、毎日言う言葉で、とても簡単なものだけ、英語でも言えるようになりましょう。 それが、「お腹すいた?」であったり、「椅子に座って」だったりするわけです。 英語初心者の人なら目標は5フレーズ、英語上級者の人なら目標は50フレーズです。 このフレーズを、とにかく毎日使い続けます。 すると、この時期のお子さんなら1〜2か月以内に意味をきちんと理解し、反応するようになります。
注意したい点は、「自分で勝手に英作文しないこと」です。 よほど英語圏での生活が長い人以外は、正しく、かつ自然な英文を自分で作るのは難しいものです。
たとえば、 「椅子に座って」とお子さんに言いたいとします。 あなたなら何と言いますか? Sit down. ですか? でもこれには「椅子」が入っていませんね。 では、 Sit on chair. ですか? その前置詞 on は本当に on でいいですか?(本当は in が正解です。理由はこちら。) chair の前には the や a や your はつけなくていいですか?(つけなきゃダメです。) では何をつけるのが正しいでしょうか?
簡単なことでも、意外と難しいものです。また、1歳代後半は単語が出始めるころです。 この頃にワードブック(単語の絵本)を1冊買って遊ぶと楽しいです。 食べ物や生活用品など、身の回りのものが写真で出ているものが特にお薦めです。 Where is "APPLE"?(りんごはどこ?) などと聞くと絵本の中の写真を指さすようになるお子さんも増えます。
英語がさりげなく身近にある環境といえば・・・絵本です。 まだちょっと早いかな?と思う人もいるかもしれませんが、 最初の英語絵本というのは、お子さんのためであるようで、実は親であるパパさん、ママさんのための 大切な一歩なのです。 お子さんのためにも、そして自分自身のためにも、英語絵本デビューを果たしましょう。
図書館で借りてもいいのですが、やはり購入することをおすすめします。 ファーストブックというのは記念の絵本ですし、 いつも家にあれば、何度も何度も繰り返して読み聞かせてあげることができます。
有名な絵本としては、Brown Bear や The Very Hungry Caterpillar(腹ペコあおむし)などがお勧めです。
どんな絵本を買えばいいかわからない方は『とくとく英語絵本10冊セット』をどうぞ。
(カムトゥー マミー / ダディー)
ママ(パパ)のところにおいで〜
※英語では「〜のところ」って言わなくていいんですね。(*^_^*)
(ヒアユーアー)
はい、どうぞ
※おもちゃやスプーンなど、何かを手渡す時に言いましょう。
(ユアソウ キュート)
とってもかわいいね
※You と are がくっついて You're になっています。
もっとおすすめフレーズを知りたい方は、
0歳から3歳向け おすすめフレーズ・ベスト10のページへ
本格的に英語子育てをやる気の方!
英語de子育てが英語子育てを志す日本人パパ&ママのために世界一わかりやすい英語絵本を制作しました。 24冊の中に中学の文法をすべて網羅。全解説つき、日本初の英語子育てのための絵本セットです。うちでは、息子が1歳の誕生日を迎えた頃から、英語のCDのかけ流しと語り掛けを始めました。 テレビはまだ見せていませんので、主にCDで流れる英語と、あとは私と主人の語り掛ける拙い英語です。
まず感動したのが、このサイトで教えてもらった表現のスティック ユア タング アウト(stick your tongue out.)です。 これは「ベロ(舌)を出して」という意味で、これを言いながら舌を出してみせていると、いつのまにか 子供が英語を覚えて舌を出すようになるということだったので、主人と面白半分で始めました。
1歳4カ月の時に始めたのですが、なんとなんと、たったの1週間くらいで、もう何もジェスチャーをつけなくても 息子は私たちがスティック ユア タング アウトと言うとニコニコ笑って舌を出すようになりました!
ああ、ちゃんと英語を聞いて理解していたんだなと本当に感動しました。 早速、おじいちゃん、おばあちゃんの前でやってみせると、「うちの孫は英語もわかる!」と一緒に感動してくれました。 でも、そのうち、スティック ユア・・・くらいでもう舌を出すようになってしまったので、 本当に英語がわかるとは言えないね〜と主人と大笑いしました。
でも、このことがきっかけとなって、さらに英語をがんばろうという気持ちが芽生えました。
今では、わかる英語の数も増え、イエスやノーの返事もできるようになってきました。わかる英語は、たとえば、 High five, Close the door. Are you hungry? Come here. Where is ....(うちの猫の名前)? Let's go out. Give me a kiss. Touch your nose. などなどです。
英語が苦手な夫婦ですが、自分たちも英語をやり直すつもりでがんばって覚えています。 ほとんど夫婦の共通の趣味のようになってきているので、楽しく続けています。 これからも楽しくがんばっていけたらいいなと思っています!